信州伊那谷 “くみあい杜仲茶”のサンメクス
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その5  今、『くみあい杜仲茶』は大きな変革を強いられております!

2007年の世の中は“偽”の一文字で表現されておりましたが私達は最も大切な事を自ずから壊し忘れてしまっているのではないでしょうか?偽りは私達が受けた心の痛手だけではなく私達自身が作り出させた本物(自然)への無関心さなのかもしれません。情報過多の現代熱せられたフライパンの上で私達は右へ左へと偽りを追い続け走り回され疲れきり大切な何かを忘れてしまっているのではないでしょうか?経済性ビジネスに連動した情報の火力は容赦無く襲ってきます。こんな事を続けていると私達もひいては地球も疲れ切ってしまいます。人間の生命も地球の命も限りある物です。

近年、都市と農山村との共生・交流により「ゆとり」「癒し」「自然」を実現する取り組みの一つとして「グリーン・ツーリズム」が注目されております。本来農耕民族である日本人は穀食をベースに知恵と努力で次代を切り拓いて来ました。私達は今こそ大地と共生する意味を真剣に考えなければなりません。

平成18年の杜仲茶再ブーム及び中国産食品への不安による国内産の杜仲葉原料在庫の払拭に加え生産者の高齢化で栽培面積が年々減少を続ける中、地産地消の限定された範囲での販売を除き当分の間、国産葉原料100%による杜仲茶が全国的に流通する事は『くみあい杜仲茶』以外では不可能となりました。今後私共の元祖『くみあい杜仲茶』も幻の杜仲茶とならざるを得ません。

私達は今後も安全で安心な信州伊那谷産杜仲葉原料100%の『くみあい杜仲茶』を維持し継続させるために新規植栽を検討しておりますが苗木が収穫をもたらすのには約4〜5年かかり当面の間は限られた量での運営を余儀なくさせられております。今後は『くみあい杜仲茶』をご愛飲される皆様方にも大地との共生を体験していただける【短期滞在農業体験施設】のような場を作り愛飲する皆が参加して本物(真)とは何であるかを考え体験していただきたいと思っておりますので実施の際には是非ご参加いただきたいと思います。

2008年2月

その4  テレビ放映で意識づけられた(?)“食”の安全性

この度のTV放映(平成18年7月)による杜仲茶騒動は平成5年のTV放映による杜仲茶ブームとは内容に大きな相違が見られました。
平成5年のブームでは杜仲茶という商品その物が初めて紹介され物珍しさもありましたが信州産を主体とする国産葉は量的に限られており広く市場の要求を満たすためには急遽中国より大量の杜仲葉を輸入せざるを得ませんでした。

しかしながら元来、葉を利用する習慣を持たない中国からの輸入葉は時期的にも枯葉に近く落ち葉なども含まれその葉を原料にした杜仲茶のイメージで消費者が納得してしまい「杜仲茶は中国のお茶で確かに身体には良いらしいが渋く・苦く、中にはカビ臭い」と言う評価が定着しブームの終焉と共に市場は全く反応しなくなってしまいました。

今回のTV放映では国産葉の産地を紹介することにより消費者に一定の安心感を与えておりますが販売される商品は100%国産葉の杜仲茶は量的に無理であり前回同様中国葉に頼らざるを得ません。従って放映で紹介されたような飲み方には疑問が生じます。私達は杜仲茶を世に送り出したその責任から杜仲茶の効用を正しく理解していただき自身の20年の飲用体験を通じ杜仲茶の原点が信州伊那谷産にある事を全国を巡りお話させていただいております。

人にはそれぞれ“身体の状態”があります。杜仲は古来の薬事書にも又、自身の20年にわたる飲用体験や全国のお客様のご体験を見聞きする中でどなたがどのような飲み方をされても全くダメージが無いと確信しておりますがやはり“食”の一部である以上適正な飲用が必要です。多量に飲用する時のお身体の変化も考えなければなりません。

何よりも心配な事は“食”の一つである以上私達にとって安全で安心な物でなければなりません。今回の騒動の中で、皆様方のお問い合わせやご依頼が単に興味だけでなく“食”の安全性を前提にされるお問い合わせの多い事に勇気付けられております。

2006年9月

その3  “健康で長寿”の秘密は、やっぱりこれだね!!

少子化に向かい、老後・介護・医療費・年金問題と何かと不安の多い昨今ですが、自分の健康は自分で守るしかありませんネ!
厚生労働省が1965年から5年毎に発表している都道府県別生命表によりますと、2000年における長野県の平均寿命は、男性が78.90才で、3連続一位。女性は前回より順位がひとつ上がって全国第三位となり、長寿県信州が数字の上でも裏付けられております。因みに男性の2位は福井県、3位は奈良県で、長寿県と思われている沖縄は26位に後退しております。

ところで、1995年発表の生命表では杜仲茶のふる郷我が箕輪町は、男女共長野県の数値を超えているんです。つまり、高齢者が多いという事になるのですが、反面老人医療費は全国平均を下回っております。要するに、“健康で長生き”という事ですね。
長野県はご承知のごとく、自然豊かな地、水、空気が美味しいと皆さんから言われますが、自然だけで考えるなら全国には伊那谷よりはるかに恵まれた所が沢山あります。伊那谷では、今から20年余り前に植えられた杜仲の青葉を焙じ、自家製飲料を楽しむ農家が多いのも事実。案外これが“健康で長寿”の秘密かも知れませんヨ。

2002年5月

その2  杜仲茶のバランスって凄いんだね!!

厳しい冬も終り、これからの日本列島は南から北へと桜の花が心を和ませてくれます。
それにしても今年の風邪は大変でしたね。特にインフルエンザの流行で、子供さんやお年寄りのおられる御家庭では皆さんの健康維持に気を配られたことと思います。
私共の杜仲茶を愛飲されている方々にお聞きしましたところ、「風邪はひかなかった」もしくは「ひいたが回りの人に比べてとても軽くすんだ」という方が10人中9人強でした。
その方々が一日に飲まれる杜仲茶の量は約1.2リットル。
いろいろな健康茶がありますが、お茶に出した時の成分は1/10〜1/100といわれます。だから、お茶で効果を期待するなら、1日1リットル以上お飲み下さい。

ところで、インフルエンザの予防法として手洗いとうがいの励行が一般的ですが、カテキンという成分を含む緑茶でのうがいがよろしいそうです。
「インフルエンザウィルスは、鼻やのどの粘膜細胞に付着し、細胞内で増殖することで感染する。冬になるとインフルエンザが流行するのは、低い湿度によりウィルスの感染を防ぐ粘膜が乾燥し体の抵抗力が弱まると同時に、乾燥のため空中に浮遊するウィルスの数も多くなるからです。ウィルスは細胞に付着するためのたんぱく質で出来た突起(スパイク)を持っていますが、カテキンはこのスパイクに覆いかぶさり、ウィルスと細胞の結合を防げて感染を防止する。しかもカテキンはスパイクと瞬間的に結合するので、うがいのような短い時間でも十分に効果を発揮するんです。」
(‘99.2.1 週刊ポスト 昭和大学医学部 島村忠勝教授)

杜仲茶グリーンシリーズには、カテキンの中でも最強の殺菌力を持つ、「エピガロカテキンガレード」がバランス良く含まれています。天然ミネラルとビタミン群のバランスの良さだけではなく、ゲニポシド酸(ボケ、老化防止・ストレスの緩和)SOD(細胞の過酸化防止)、そのうえカテキンも豊富に含まれているなんて、杜仲茶って本当に素晴らしいですネ!

2001年3月

その1  杜仲茶の発祥地って信州箕輪だったの?!

杜仲茶って中国の物でしょう。何だか苦くて渋いけれど「良薬口に苦し」っていうから我慢して飲んでたわ。
日本では○○造船が初めて杜仲茶を作ったんだよね。
こんな会話をよく耳にしますが・・・・・そのウソ本当(?)!

杜仲茶は、古来より中国中西部四川省に自生していた落葉喬木で、その樹皮は第一級の漢方薬(朝鮮人参や冬虫夏草などと共に5大漢方薬の一つに数えられている)として古くより珍重されてきましたが、中国では葉を煎じて飲する習慣はなかったようです。
日本でも著名な薬用酒に主成分として使われており、その効能は杜仲の効能と全く同じです。まさに杜仲酒ですね!
そんな杜仲の樹皮に着目して農産物として栽培を考えたのが唐沢武さんという我が日本杜仲生産組合の初代の組合長さんなのです。

杜仲は、一科一属一種の世界でも例を見ない大変珍しい樹木で、20年位で高さが30mほどに成長し、銀杏のように雌雄異株で白い花が咲きますが、栽培当初は発芽率が低く試行錯誤の連続で、未だ寒さ身にしみる春先に唐沢さんは毛布をかぶり、一晩中畑に出て、どうしたら根付くか見守っていたというエピソードが残っております。
でも樹皮を収穫して使用するには木を太く大きくするため、最短でも10年〜15年はかかります。そこで考えたのが毎年豊かに育ち秋になると落葉する葉の利用だったんです。
長野県の食品工業試験所や、富山医科薬科大学和漢薬研究所などの協力を得て、世界で初めての杜仲茶が信州箕輪の地に誕生しました。
 
今から18年も前の1981年(昭和56年)のことです。

1999年8月



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